米子大瀑布 (その二)
「継続は力なり」という言葉がありますね。
いや~、私はダメですね~。こちらの方言で「ズクがある」とか「ズクがない」とかいう言葉がありますが「ズク」とは「やる気」とか「根性・根気」とかいう意味らしいです。いわゆるズクなしの私はブログの更新度を見ていても分かりますね(笑)
しかし、この時ばかりは「継続は力なり」で一歩一歩足を踏み出すことで達成感・満足感を味わえる時が来ることを信じて進むしか無かったですわ(^^ゞ
時計を見れば未だ20分しか歩いてないんだよね~(苦笑)
最初の沢で一休みして、さて次の一歩を踏み出そうと見渡した先に可憐な白い花が・・・(^^♪ 名前はわからないけどやっと見つけた花なのでパシャッ! Σp[【◎】]ω・´)
少し登って行くと後ろから何やら人の気配がしました。熊じゃなくてよかった(笑)
息も絶え絶えの私はやり過ごそうと立ち止まり待ちます。お互い挨拶を交わし少し立ち話。「途中の山道は行き交う車もなく不安だったが、駐車場に車があってホッとしました。」とかね(笑)ほんとに人気のない名勝地ですわ。この日に限ってだと思いますがね。
私と同年代のご夫婦とお見受けしましたが慣れてるようでスイスイと登っていかれましたね~。それでも奥様は新緑の美しさに目を取られ写真を撮っていかれました。それを後ろからこりゃまた失礼m(__)m
新緑の透過光を浴びて渓流の水も緑に染まります。
立ち止まり(立ち止まってばかりですが)見上げると目にも鮮やかな緑。
見下ろすと心を洗うかのような澄み切った水の流れ。
そよぐ葉音に沢の流れる水音は疲れを癒してくれます。
さてもう一歩・・・継続です。
ひょんな所に立て札が・・・? なんと滝の説明板ですな。
なぜこんなトコロにあるかと考えれば(´ヘ`;)ウーム…
これはきっと途中であきらめないように「餌」ですな。・・・なんて思うのは私だけですかね(笑)
橋の造りもだんだん心細くなって来ました。
ここを渡ってよじ登っていくとお不動様のお出迎えがありました。
「ここまでよう来たな」と言わんばかりになかなか威厳のあるお不動様です。
この右手に、地図にあった「奥の院」がありまして、なんかホッとした感じがしましたわ。ここまでの所要時間は約50分。
え~っ!未だ半分もこなしてまへんな、あんさん(なぜか関西弁に・・・(^^ゞ )
さてここでやっと目標が近づいて来ました。右か左か・・・?
①②と順路が書いてあるやん。不動滝はすぐそこ、権現滝は3分だそうです(^^♪
正直言ってトレッキングは不慣れな自分にとってここまでが難所だったように思います。先が見えると気分も軽く、いわゆる「喉元過ぎれば なんとやら」というやつですかね。しかし話し相手もなく未踏の地ですから未だ油断はできませんが、ここでまた一休み。
継続の一歩は未だ続きます。